例えば経済的な自立。
お金を稼ぎ、自立出来ると、
他人に依存しなくなり…って言うか、
他人に依存する必要がなく。
そして、お金を稼ぐ大変さが分かるから、
他人に優しくなれる。
高校を卒業し家を出た、30年前。
我が息子も来年家を出て東京へ行き、
自立するらしい。
30年前の自分を思い出す。
精神的に自立している人というのは
他人に対して『許せるか、許せないか』という軸で人間関係を形成していて、
『許せない』となれば許せるところまで離れるだけなので、そんなに人間関係に悩むことはないんです。
一人になることを恐れていないから、
他人に執着することもなく、
適正な距離をチューニングできるということですねぇ。
依存体質な人ほど他人に執着してしまうもので、許せないところがあると、
許せるところまで離れたらいいだけなのに
『悪いところを直して欲しい』という心理が働き、そしてその人にイライラしたり、
悩んだりしてしまうわけです。
一人になってしまうことを恐れているあまりに、適正な距離まで離れることができず、
近距離でずっとイライラを募らせて、
悪感情に悩まされてしまうということです。
その人にイラッとしたら自分の依存心を疑ってください。
人間関係は『縁を切るか否か』という
ゼロか100かの二択ではなく、
お互いにとって心地良い距離感をチューニングしていくこと。
距離感50が心地良い人もいれば、
距離感70が心地良い人もいます。
ゼロか100かの二択しか選択肢がないと
マトモな人間関係は築けないんです。
そしてまずは、
自立してることが何よりかと。
その様に思います。
0コメント