一般の人々は、
本当の意味での感謝を知らない
あなたは、
「ありがとう」
ってちゃんと言えてますか?
あなたも僕も、
誰かに嬉しいことをしてもらったら、
「ありがとう!!」
って言います。
けど、
都合の悪い言動を誰かにされたら、
「おいおい、フザケんなよ。。。!!!」
ってなりますよねぇ。
ということは…
「ありがとうね!!」
「ありがとうございます!!」
「感謝します!!」
「Thank you very much!」
というのは、
ちょっと乱暴な言い方しますが、
けど、本質だと思いますので…
「私にとって都合の良い言動をしてくれてありがとうね」
という意味で使ってる…と思いませんか?
もうちょい突っ込んで乱暴に表現すると、
「私の都合の良い言動をしてくれて、気持ち良くさせてくれてありがとうね」
という意味ではないでしょうか。
そして、人は自惚れます。
そして、人は自分に自信を少し持ちます。
そして、人は愛されている、好かれていると勘違いします。
そして、人は陶酔し始めます。
そして、
「やっぱり私は正しいのだ」
と自我を強めます。
そして、その後、
プラスに偏り始め…
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とプラスをより多く求める人種になっていきます。
これが、
失望感を生みます。
絶望感を生みます。
「ふざけんじゃない!!!」
という感情になったのは、
あなたが普段、常識的に使ってる、
「ありがとう!」
に対する、勘違いから始まりました。
本当の
「ありがとう」
「感謝」
とは、
嬉しいことと怒りのことの間、
喜びと悲しみの間、
優しさと厳しさの間、
にあります。
誰かがあなたに優しくしたら、
「自惚れるなって合図だね、ありがとう」
「調子に乗るなって合図だね、ありがとう」
と、自分を落とし、
謙虚さを自らキープすべき合図です。
誰かがあなたに厳しさをもたらしたら、
「自惚れてた証拠だね、気付かさせてくれてありがとう」
「独り善がりになってたね、謙虚に戻させてくれてありがとう」
こういう心の対処ができる人が、
「中心軸が整ってる人」
「ブレない人」
です。
これを自分軸と言うのかと、
僕は思います。
仏教ではこれを中庸と言います。
例えば、結果が出ると、
「やっぱり自分が正しかった」
と自我が育つ。
その時に、いかに、
「いやいや、たまたまさ」
「浮かれるな」
「慎重になれよ」
と自分を戒められるかが大事です。
例えば、自分の評価が下がる。
その時に、落ち込まずに、
「謙虚になれってことだな」
「木を見るな、森を見よう」
「前のめりになってたな、中心に戻ろう」
ってなれるかどうかです。
恋愛も、
夫婦関係も、
ビジネスも、
全て同じです。
金と人間関係が交わるところには、
必ず〝自分の都合〟があります。
いかに、
この「自分の都合」「自我」
を抑制できるかです。
抑制ができないとどうなるか。
金がなくなるか、
人がいなくなるか、
病気になるか、
事故にあうか、
たいてい、この4つのどれかです。
この4つのどれかが人生で起きて、
「謙虚になりなさい」
というメッセージで、
強制退場、
強制終了、
強制ボコボコ、が起き…
人は、「まともな人間」
になっていくわけです。
つまり…
意識のプロセスは、
いかに、この、
「本当の意味の感謝」
を自分の人生に取り込めるかがとても大事なのではないでしょうか。
自身に問う。
常に意識しろ。
その様に感じます。
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