人生一度限り!
楽しみましょう!
3年前ですか…
日経新聞が出しているマーケティング専門誌による2015年のアンケートがあります。
そのアンケートは次のようなシンプルなものでした。
低所得者、中所得者、高所得者それぞれに「今、何に興味関心がありますか?」と聞いたのです。
低所得者に関心があることは、消費税問題と年金問題。身近なお金のことに関心がありました。
中所得者になると、消費税問題、年金問題に加えて、安保法案や大企業の不祥事、政府の問題が上位3位を占めました。
面白かったのが高所得者の回答結果です。
政治や大企業の不祥事に興味のある人は3%くらいしかいませんでした。
彼らの興味関心があったのが、
「1位 健康づくり」
「2位 旅行」
「3位 孫と遊ぶこと」
というきわめて個人的なことでした。
時代の常識とは、圧倒的多数の人たちの意見です。
中所得者層は圧倒的に多数派です。
つまり常識というのは中所得者層が使う考え方であって、そこに留まり続けることは中所得者どまりなのだということ。
圧倒的多数の層は自分の正しさを証明するために、誰かを悪者にしたがります。
まだまだ世の中には「こうあるべき」で動いている人が少なくありません。
自分がどう在りたいかより、他人からどう思われたいかの方が優先されている。
低所得者や中所得者は、社会や政府への不満、他人への不満や批判、論評ばかりをしている。
そこには、根深い「嫉妬心」がある。
しかし、高所得者は、自分の楽しみや好きなことに関心があり、結果として周りに楽しさや明るさを投げかけている。
これは高所得者だけでなく、精神的に豊かで、満たされている人も同じ。
本質的な人生の生き方として大事なことは、正しいか正しくないかではなく、
「楽しいか楽しくないか」
「面白いか面白くないか」
正しさと豊かさは別ものです。
正しさを求めても豊かにはなれない。
これに気付いた人間が豊かになっている様な気がします。
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