まず、35歳くらいまでの若い年代には、「信頼されるクセづけをすること」が最重要だと思う。
そのためには、
1.約束を守ること
2.学び好き、働き好き、素直であること
3.論理的、現実的であること
4.不平不満をいわず、プラス発想であること
5.居場所がはっきりしていること
この5つを守ることだと思う。
若いうちのライフスタイルは一生を支配しますから、この期間のクセづけはきわめて重要です。
この時期に正しい生き方の基本をつくっておかないと、先へいって苦労することになります。
次に、35歳以降の壮年期に必要なのは、「信頼される行動をとること」だと思う。
前の年代でするべきことをきちんとしておけば、かなりの信頼を獲得しているはずです。
しかしながら、信頼とは築くのは大変ですが、壊すのは実に簡単なものです。
そこで、獲得した信頼を持続させるために、この年代では…
1.逃げない、いいわけをしない
2.どんなことにも前向きに誠心誠意やる
3.損得より善なる行動をとる
4.自信を持つ
5.他人の欠点を指摘したり、悪口をいったりしない
といった点を念頭に行動する必要があると思う。
そして、46歳の私が言うのもなんですが、55歳以降は人間として仕上げの時期ではないでしょうか。
この時期のテーマは「信頼される人間になること」
その際、留意すべき点は…
1.だれもが納得する哲学をもつ。
そしてどんなものも大事にする。
2.他人の足を引っ張らない。
特に他人に恨まれる言動をしない。
3.「我」よりも「公」を大事にする。
「マクロの善」なる行動をとる。
4.謙虚であり、出処進退がきれいである。
5.与え好きである。
「本物は続く、続けると本物になる」という言葉があります。
信用や信頼は一朝一夕にはできない。
そして、本物の人間には信用があり、
人から信頼される。
しかしながら、信頼を失うときは一瞬だ。
ある程度の年齢を重ねた人が、「信頼」されていなかったとしたら、それはそれまでの生き方の結果が出たということです。
若い頃、「約束を守らない」「学ぶことが嫌い」「仕事嫌い」「頑固、偏屈」「不平不満が多く、マイナス発想」「いつも、どこにいるか分からない」という人。
また、「問題に向き合わず逃げ出す」「後ろ向き」「損得ばかり考える」「自信がない」「悪口が多い」の人。
そして、ある程度の年齢になっても、「自分の哲学がない」「他人の足を引っ張り、言葉にとげがある」「利他ではなく利己」「いつも偉そうで、傲慢」「出処進退が見苦しい」「与えるのではなく、いつもちょうだい、ちょうだい(テイク)という態度」の人。
人から信頼を得るため…
何歳であろうが、その年代において、
本物の人間になりたいところです。
そのために、今日もまた1日。
0コメント