豊かさとは

【報酬=社会貢献度 × 希少性 × 貢献の量】

報酬に対する考え方が、受け取る報酬の量に影響します。

これは、私達は何で収入を得るかを、自分自身で決めていることを意味します。たとえそれが無意識の上でも、それを決定したのは自分自身であることに気付く必要があります。

そこから始めて、私達のまえに新しい扉が開かれます。


私達は給料形態で働くことに慣れている為、給料とは「もらうもの」であると捉える傾向にあります。この報酬に対する捉え方は、私達を成長させてくれません。

働きを提供する側が報酬とはもらうものであると捉えることにより、一方が報酬をもらう側となり、もう一方は報酬を与える側となります。


雇用契約とは実際には、売るものと買うものとの間の売買契約のことです。
売るものは、自分の働きを売り、買うものは、契約者の働きを買います。

ここで売買されている働きこそが、
「社会貢献の内容 × 希少性 × 貢献の量」を意味します。


働きを売るものが報酬をもらうものになると、提供する働きの質(自分の働きを売る努力)の低下を招きます。このため買うもの(雇用者・契約者・顧客)から見た評価が低下し、流動的な査定額の減少を招きます。雇用されるものに、この様な労働の質の低下(働きを売るものの商品の価値低下)が起こると、その労働者の報酬額は必然的に低下します。


どの様な形態で収入を得るにしても、報酬とは、もらうものではなく「稼ぎだすもの」であると考えることで、報酬増加の人生ルートに乗り換える事が出来ます。


報酬を得ることを売買契約であると捉え、自分の売る商品価値(労働力とそこから得られる結果)の質の向上に努めることで、報酬の増大する可能性を得ることが出来ると捉え直す。
これによって、私達は自分の提供するものの質の向上を自主的に目指すようになります。


自分の提供するものの質を向上させることで、それを受け取った社会の質は向上します。報酬は増加し、社会の質も向上します。


自分が豊かになることによって、社会も豊かになります。私達の社会に対する貢献度を上げることで、世界にはその分の価値が創造されます。私達はその対価として報酬を受け取ります。


したがって、豊かさとは偶然に訪れるものではないと結論づけることができます。
ここから貧しさも同じであることを理解することが出来るでしょう。


このことに気づくと私達は、
“豊かさを創造することは自分の問題であり、それはいくらでも可能である”
ということを理解できます。

豊かさに限界はなく、またいつでも誰にでも可能である事を理解出来ますし、
逆を言えば、この理解あるものが豊かさを手にするのではないでしょうか。

その様に感じます。





今ここにある全て

《船越 誠 home page》人が人生で最も必要としているのは、自分の可能性を引き出してくれる人との出会いです。そして、人生において最も有意義な経験の1つは誰かの能力を引き出す存在になることの様に思います。そんな理念の元、ビジネスを通してチームビルディング・個人コンサルにて理念を実現しております。 (株)attitude 代表取締役/人財コンサル/飲食業/アパレル