以前、ぼくは葬儀屋さんで働いていました。
1年間ぐらいの短期間ではありましたが、10件前後のご葬儀を担当させて頂きました。
自分の身内であるかごとく、そのご遺族と
真正面から目を逸らさず真剣に向き合っていた1年間でした。
人生観が今一度深くなったのも
この時期です。
「人生なんて本当呆気なく終わるし、
儚いし、あっと言う間…」
そんな事を感じながら過ごしていました。
ひと昔前は「自分探し」なんて言われていた時代がありました。
みんな「俺って何者だぁ〜? 何がやりたいんだろう〜?」なんて事を言いながら自分探しをしていました。(笑)
今、これだけ場面転換の早い時代において、自分探しなんてしていたら、あっと言う間に時代から取り残されます。
それ以前に人生自体があっと言う間なのに…
今は「自分磨きの時代」です。
個人が発信する時代です。
自分から何かを発信したり表現したりする事で人は磨かれます。
そんな自分磨きの時代に何を想うか。。。
故人は言う…
聞ける時に
聞いておかないと
聞けない言葉がある
言える時に
言っておかないと
再びは言えない言葉がある
つかめる時に
つかんでおかないと
死ぬまで無縁の宝がある
磨ける時に
磨いておかないと
光らぬまま朽ちていく宝がある
得たものを失うその数よりも
得られずに失われたものたちの数の多さ
わずかの知恵とちょっとした努力で
それらに触れ得たかも知れないのに・・・
たった一度の人生です。
自分から立ち上がらないと
何も始まらない。
今日からの自分の人生日記に
素晴らしいドラマが記せるように・・・・・・
そんな生き方がしたいですねぇ。
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