最近、少しずつ自分を理解出来る様になってきた。この年齢になり、お腹の周りについた脂肪貯金(笑)の様に、僕にはかなりの観念がこびり付いている。
皆、誰もが観念をまといながら、その固定観念に縛られながら生きていますが、この観念が自身の足を引っぱる。
とりわけ、僕の観念は過去の劣等感から来るものが多い事に気付く。
人間は、それぞれの人生において、様々な出来事を経験しながら生きている。
そして、その時の目の前で起こる現象をどう捉えるか?によって、自身の内面の感情も様々に変化する。
外の現象・出来事に一喜一憂するのが人間です。だから、そのまま人生を送っていると、外の世界の状況に、ただ流されるだけの人生になる。
『自分自身を生きる』とは、中々難しいものです。大事なのは、そういう自分を上から俯瞰すること。
「あ〜、今、自分自身一喜一憂しているな。」
「あ〜、今、この問題から逃げようとしているな。」
「さっきは誤魔化せたけど、次はどうしようか?と考えているな。」
などと、自分自身の内面と真っ直ぐに向き合うことです。
それをできる人間のみが『自分自身を生きる』ことができるようになるのかと。
結局、すべての答えは己れの中心にある。
肚をくくっている人間は、どこまでも自己責任とし、どこまでも素直であり、どこまでも謙虚である。
それが『自分自身を生きる』ということかと。
その様に思います。
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