来月、世界的なコーチであるアンソニー・ロビンズがonlineセミナーされます。
彼の4日間トレーニングに参加した時、
「人生を変える鍵はとてもシンプルだ」と言われました。
それは、「基準を上げること」でした。
健康、人間関係、ビジネス、起業、
人材育成、財政、貢献、趣味、時間管理、etc…
例えどんなことであったとしても、
長続きする成功の鍵は「基準を変える」ことだ、と繰り返し教えられました。
「基準を上げるんだ!
(Raise your standard!)」
いくらそう習っても、
「基準を上げるって、つまり俺はどうしたらいいんだ?」と、
ハッキリとわからないまま…
配布されたテキストとノートをヒントに、
「基準を上げる」ってどういうことか?をいくら考えてもダメでした。
なので、さまざまな活躍している人たちの側にいって、話しを聞いて、質問をして、観察をし、研究しました。
そうすると確かに感じるわけです。
「この人は、基準が高い」と。
高いレベルの目標を達成している人は、
「出来るか、出来ないかではなくて、出来るまでやるだけでしょ!」と言い…
世界中のメディアに取り上げられているアスリートは、「失敗した原因なんて1つだけですよ。ぼくの練習不足です。」と言い…
シングルマザーで子育てをしながら、複数の事業展開をしている人は、
「言い訳している暇があるなら、手を動かさないと何も変わらない」と教えてくれました。
“スゲー”という一言では、何も吸収できませんから、「この基準の高さは、どこから生まれるんだろう?」と考えながら、
その人たちに何度も質問しました。
「なんで、そう考えられるんですか?」と。
すると、ほぼ全員が不思議そうな顔をして、
「これって当たり前じゃない?」と逆に聞き返されてしまいました。
う~ん、なぜ当たり前なのか、
それが聞きたかったんだけどなぁ(笑)
そんなある時、知人との食事が終わり、
「今日はもう帰って寝るだけなの?」と何気ない会話をした時、彼は、
「明日から仕事だから、『最低でも明日の段取りだけやって』から寝るかな」
と言いました。
このときに衝撃が走ったのです。
『最低でも』という言葉。
これが「基準」だと分かったのです。
確かに彼は高校時代、共に冬の選手権を目指し、卒業間際の12月まで、夜遅くまで練習する生活を送りながらも現役で立教大学に合格した。
「えっ⁉︎
お前あの練習のあと、毎日受験勉強してたの⁉︎」と衝撃がはしったことを今でも覚えています。
彼は当時から自身の中での「最低でも今日は〜」という基準をもっていたのでしょう。
『最低でも、部屋を片づけてから寝る』
『最低でも、始業時間になる前に、最重要の仕事は終えておく』
『最低でも、名刺交換をしたその日のうちに連絡をしておく』
『最低でも、週に2回はジムに行く』
『最低でも、こうして働けていることと家族がいることに感謝して幸せな気分で寝る』
etc…
私たちの多くは、
「気分が良かったら」
「やる気があったら」
「できそうだったら」
と、気分とムードに左右されて、やったりやらなかったりを繰り返します。
しかし、どんな分野であれ、
素晴らしい成果を出し続けている人には、「レシピ」が存在します。
その1つのレシピが、
「最低でも◯◯をする」という「基準」なのです。
そして、その後「基準を上げること」
つまり、「最低でも」を、少しだけ上げるのです。
その決断が、新しい未来をつくりそうです。
基準のポイントは、結果に重きを置くのではなく、行動に重きを置くことです。
「最低でも◯◯をする」という行動目標を設定して、それをクリアしたとき、目立った変化が現れなくても、100%人生は変わりだしている感覚を感じるでしょう。
実は、足元にある「最低でも」という基準に成功の秘訣があったようです。
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