『働き方にも変化』
変わることは難しいが、変わらないと時代に取り残されることは歴史が証明しています。
時代に取り残される企業や人と、時代を味方につける企業や人の違いについてまとめてみました。
国税庁発表によると、日本の法人数は、約300万社です。
日本の企業の開業率は、およそ5%です。
このことから国内法人数300万社のうち15万社が毎年創業していると想像できます。
また、開業率と廃業率はほぼ同じと想像できるので(実際は、開業率5.1%、廃業率6.2%)、毎年15万社ぐらいが廃業しています。すると、300万社÷15万社=20年でほぼ入れ替わる計算になります。
帝国データバンクの調査によると、老舗企業の56.3%が創業時からの「主力事業」を変更、「商品、サービス」に関しては70%以上が変更しており、時代の変化とともに「変わる」事ができた企業が生き残っているのです。
例えば、NOKIAは創業153年。
元々は、製紙業からスタートした会社でした。
「 FUJIFILM」は、フィルム屋でしょうか??
いいえ。
売り上げの2%しかフィルム事業はなく、医療機器が売り上げのトップになっています。
日清紡は紡績でしょうか??
いえ、創業した1907年のときはそうでしたが、今の一番の売り上げは、自動車部品、そして太陽電池がトップです。
ワタミは、居酒屋ですか??
いえいえ、介護、宅配事業が売り上げトップ比率になります。
トヨタが養殖マグロ事業へ出資していることをご存じですか?
まさに「変わる」ということが、企業がなくならないためのリスク回避になると思われます。
このように時代が変化しているのですから、私達もその時代にあった「働き方」に変化していかないと「生きにくい」時代になっていると思いませんか。
既にアメリカでは労働者の4人の内1人がFA(フリーエージェント)という、組織に雇われない働き方をする人々です。
主にインターネットを使って自宅で働き、出勤の義務もなく、固定給もない代わりに成果給で働いてプライベートと仕事の両立をさせた働き方です。
●終身雇用
●年功序列
●定期昇給
という言葉が懐かしくなるぐらいその言葉は今は昔になりました。
このような時代にとって、必要なことはまさしく「変わる」ことではないでしょうか?
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