僕の好きな話。
自分だったら?と想像してみてください。
「 大学の授業で教授が、
振り子の法則を説明し始めました。
『 振り子は、手放した位置よりも、
高い位置には戻ってこない。
この法則の意味が理解できるかな?』
学生たちは『はい』と答えました。
教授は、模型や小さな振り子などを出してきて、繰り返し振り子の法則を説明しました。
飽き飽きした学生がこう言いました。
『そんなの当たり前じゃないですか!
もう分かりましたよ!』
教授は、その学生を教室の左手に置いてある椅子に座らせました。
その後教授が教室の前を覆っていたカーテンを開けると、そこには天井から吊るされた巨大な鉄球がぶら下がっていました。
なんと振り子を設置していたのです。
鉄球を椅子に座らせた学生の鼻の前までもってきて、教授がこう言いました。
『 振り子は手をはなした位置よりも、
高いところには戻ってこない。
それは当たり前だと君は言ったよね? 』
学生が震えながら『はい』と答えると、
教授は手を放し、鉄球が勢いよく教室の反対側に振れはじめました。
そして、巨大な鉄球が生徒に向かって、
どんどん近づいてきました。
生徒は恐怖のあまり、
椅子から逃げ出しました。
もちろん鉄球が手放した位置よりも高くなることはありませんでした。 」
教授は振り子の法則を教えようとしたのではなく、行動の法則を教えようとしたのです。
学生はわかっていても、
信じていなかったから、
逃げ出したのです。
私たちが信じていることは、
「言葉」ではなく、「行動」に表れる。
行動を見直して、心のあり方を見直したい。
そのひとがなにを信じているかを知りたければ、スケジュール帳を見ればいい。
その人の信念は時間の使い方に表れる。
何を言っていようが、例えばボーと家に帰ってテレビ見て時間を過ごしている様な人は…
ひとつだけでも、
ひとつだけでも自分の習慣があればいい。
その様に思います。
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