昨今のトレンドである「ダイバシティ」
皆さん、ご存知ですか?
あなたのチームはどれだけ個性的で、
かつ協働的ですか?
エベレストに登るチームから、CIAに至るまで、さまざまなチームの成功の要因や研究をみていくと共通する1つのパターンが明らかになります。
「 成功する組織は、リーダーが多様性のパワーを解き放っている 」
つまり、国家から社会から、小さなグループまで、それぞれが自らの興味を独特な方法で追い求めることを、どれだけ強化することができるのか?
それが成功の鍵を握っているようです。
逆に、
ひとつの価値観を押し付け、性格の異なる人材は排除し、みんなが同じであることを強要するほど、その組織や国家やチームは衰退していくようです。
マニュアルによる管理・教育はひと昔の手法であり、これからは組織力より個人力。
組織から個へ。
その様に感じます。
これは単なる流行りの「個性主義」とは違います。個性主義は、単にバラバラの個人に焦点をあてているだけ。
「多様性のパワー」とはもっと大きな視点で捉えています。
手と足と、心臓と胃と、目と鼻とがバラバラな個性を備えているにもかかわらず、
全体がひとつの「あなた」というところに調和している。
これが多様性のパワーが解き放たれているということかと。
「あのひとが・・・」
「このひとが・・・」
という個性に目を向けるのではなく、「全体の調和がどう取られているのかに目を向けて決断する」というのがリーダーの大事な役割の様に思います。
みんなで1つの脳のように、機能することを目指し、集合知性が重要な鍵を握る!
人類は、脳が大きくなったから、複雑なことができたのではない。
複雑な協働作業をおこなっていたから、脳が大きくなったのです。
上下関係という「縦の繋がり」から、
同志という「横の繋がり」へ。
そのどちらにも共通して間にあるのは、
「尊敬」です。
その様に感じます。
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